HitoriYogari

さよならエンタメ精神

書き殴り

ここひと月くらいに観たもの聞いたもの



・恵比寿リキッドルーム ハバナイライブ
今にも解散しそうなギリギリ感。上手く歌う気なんてなくて、その分堂々としてる。逃げて逃げて、たどり着いた場所では、堂々としていられるものらしい。その、楽しそうで気持ち良さそうな顔。この数時間が終わったら、また苦悩の日々なんだろう。芸術に生きるって、こういうことなんだって知る。崖っぷちで輝いてる人が大好きだ。

東京国際フォーラム インディゴラエンドライブ

iPhoneにいれて聞きたい感じ。声とサウンドが好き。伝わってはこないけど、相性ってやつだろう。ゲスの極みのほうも聞いてみたくなった。

・新宿 ジョアンナさんライブ
プロの境界線を踏み越えた人は、まったく違うんだなと。金をもらってるかどうかじゃなくて、ジョアンナさんはプロの歌手。うまくは言えない。


演劇

・学芸大学 「流れる」
リアルは強い。それを面白く伝える技術と、掘り下げていく根気と体力が必要だと思った。作品の出来うんぬんより、人を泣かせ、なにか特別な行動をさせるのは、ホンモノの証なんだろう。


小説

・火花 
情景描写は力んでる感じもするけど、心理描写は簡単なのに深い。魅力的なキャラクターの描き方ってなんだ? 会話文が良い気がする。得意分野があるって羨ましい。

小説がなにか分からなくなった。とにかく面白く、衝撃的。なにかを変えられてしまった。色々考えたけど、説明はできない。すごい。


映画

サラッと見るのがいい。気負わず、バイト帰りのストレス発散気分。深いものがなくても面白いもんは面白いんだなあ、と。